法螺貝を訪ねてin豊橋

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おはようございます、
今日はめっちゃ暑くなかったですか？長袖だと汗ばむ天気でした！！
そんな中、私はあるものを見つけに豊橋まで来ましたよ～笑

穂の国さんという法螺貝屋さんです。

法螺貝って楽器屋さんで買うのか？と西岡くんにも調べてもらったら、
法螺貝専門のお店があるとの事、豊橋までやってきたという訳です。

少し法螺貝の事を皆さんに知って頂きましょう。
ホラガイとは、フジツガイ科に属する巻貝の一種、
日本に産する最大級の巻貝です。
サンゴを食害するオニヒトデを食べる事から、
オニヒトデの天敵と言われる事もありますが、オニヒトデの大量発生を抑える程の効果はないとされてます。
貝の種類というからには、食べれるのか？
はい、食べれます。
食用として身の部分は刺身で、内臓は食べないそうです。
日本産の法螺貝の最大では、穀高30センチ以上にもなるそうで、
表面の色は、黄褐色、黒褐色が多く、紀伊半島や沖縄等の暖海に広く生息してます。

日本では、なぜ山伏が法螺貝を携え、吹くのか？
法螺貝は縄文時代の土器にも遺り、
野山に分け入る時の獣除け、魔除け、居場所の発信として使用されていました。

さて、今回、穂の国さんにお邪魔しました。
店主の方は法螺貝に魅せられ、このお店を立ち上げたそうなので、そのあたりもしっかり聞きたいと思います。

店内はお店の外とは一風変わった何処か懐かしい感じを受けます。
茶器、蛇の目傘、桐の棚、掛け軸、文化財が多数並んでいます。

穂の国のスタッフの方は、向かって左側に隠れてる方です。
後、レジの所に娘さん二人の家族経営をされてるそうです。

店主は、数十年前に法螺貝が無性に吹きたくなり、
法螺貝を取り寄せ、練習していたら、友達も教えて欲しいとなり、同好会を作り、
さらに、法螺貝が欲しいと言われ作ったのがこのお店が開店した馴れ初めだそうです。

今回、低燃費住宅普及の会の運動会のテーマは、関ヶ原です。
417年経った９月１５日を前に、関ヶ原の映画が公開しましたよね？
今回の運動会を成功させるには、法螺貝を種目の際に、代表に吹いてもらいたい、
そして、関ヶ原の戦国時代さながらの合戦のシーンを何とか再現したい、
その想いで、本日、ここにお邪魔させてもらいました。
その事を店主に伝えるとめっちゃ喜んでくれました。

では、法螺貝を見せていただきます。

法螺貝をまっぷたつにカットしたものを見せてもらいました。
巻が凄いですね？
なかなかこのリアルなのは、見れないレアものですよ。
こんな感じに螺旋状に巻きがあるから、あの音が出るんですね？

黄色、赤、黒の紐は武将のお好みの色を選ぶそうです。

私は何色にするかな？
というか代表はやっぱ赤っていうかな？笑笑
お値段もピンからキリまであり、
だいたい1万から13万くらいのもの、それ以上もあるそうです。

少しネットを見てきたはずなのに、やはり値段を言われると足すくみますよね？
今回は、運動会で使うのもその日限りなので購入ではなく、レンタルにしました。(*≧∀≦*)、

さすがに何が基準かももはやわからなくなってきたので！！
勉強不足です。泣

店主はこの方です。

ちなみに、私も教えてもらって吹きましたが、
これがまた、1回目でアドバイスが良かったのか音がちゃんと出ましてね～褒められました。
昔、フルートやクラリネット吹いてたので、コツは何となくですが、分かった気がします。
とは言え、当日は私ではなく、代表が吹きますけど～笑笑

でも、店主の音色は、腹までどーんと来ます、
法螺貝を持って、山の麓で吹いてみたいです。気持ちいいやろうなぁ～^ ^^ ^

ちなみに、店主も全国で法螺貝同好会を開催するのに、
豊橋にある霊峰石巻山で皆さんとレッスンしてたそうです。
ただ、折角、全国から仲間が集まってくれるのに雨だと中止になってしまうので、
お店の隣を改装して、防音完備の法螺貝教室にしたそうです。
いや、趣味が実業になるなんて凄いですね？なかなか出来る事ではありません。

では、店主、一度お見本お願いします。
店主の法螺貝の音色をお聞きください。

映画、真田十勇士の映画でも穂の国の店主である林さんが、法螺貝担当として出られたそうです。

いよいよ本日は運動会当日。
皆さん、鎧と兜できてるかな？
雨降らないかな？
心配なのは、やはり天気です。せっかくの鎧兜も雨なら台無しです。

そして、立派に代表が山伏のように吹ける事を祈っててください。笑笑