アリストテレスも説いた習慣化の重要性

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こんにちは。齋藤です。最近は新しい仕事をいただいていてまだ内容の公開ができないため、今日は、記事ストックの中の一つを書いていきたいと思います。

アリストテレスも説いた習慣とは

みなさん、習慣というとどんなことが思い浮かびますか?

継続していること?

当たり前のこと?

毎日歯を磨くことも習慣ですし、何かの趣味を習慣化している人や、運動を習慣にしている人も、タバコを習慣的に吸う人も、たくさんの習慣があると思います。

アリストテレスの言葉

古代ギリシアのアリストテレスはこんなことを言っていたと言われています。(『ニコマコス倫理学』より)

 

「私たちは、自分で作った習慣のようにしかならないのだ。」

 

つまり、どんな人間になるかは、その人が作った習慣によって違ってくるという事ですね。

 

深い言葉です。この言葉を聞いた瞬間、自分の 24 時間の生活、そしてこれまで過ごしてきた時間がフラッシュバックするようです。どんな習慣があるのかは自分自身が一番わかっています。今、自分にできる事、できない事、気質、周りの環境、これら全ては、自分の習慣に無関係ではないのだと思います。

 

そもそもアリストテレスって誰だったかと言うと、

・・・古代ギリシアの哲学者である。プラトンの弟子であり、ソクラテス、プラトンとともに、しばしば「西洋」最大の哲学者の一人とされ、その多岐にわたる自然研究の業績から「万学の祖」とも呼ばれる。・・・(wikipedia)

だそうです。

 

数字で見る習慣化の成果

これを感覚的に掴むために、一つの例です。

1日に0.1%だけ、より高い成果を残す事を継続した場合と、

逆に、1日に0.1%だけ、サボる事を継続した場合とでは、

1年でどれほどの違いになると思いますか?

複利の法則

計算式はこのようになります。

1.01 ) の 365 = 1.44

0.99 ) の 365 = 0.69

1 日に 0.1 %だけ、より高い成果を残す事を継続した場合、1 年で 1.44 倍の成果を難なくあげられるようになる。

逆に、1 日にたった 0.1% でも、サボる事を継続した場合、1 年で 0.69 倍にまで成果は落ち込むことになる。

これが複利の法則と言われています。

 

ほんの小さな日々の違いでも、積み重なれば大きな違いになるのですね。

アリストテレスの言葉に戻ります。

 

「私たちは、自分で作った習慣のようにしかならないのだ。」

 

改めてこの言葉の重みを感じます。

読んでいただきありがとうございました!

1件のコメント

  1. 齋藤さん、何とも奥の深いお話です。
    習慣。
    朝ごはんを作る。洗濯をする。片付けをする。掃除をする。子供達を送り出す。仕事に向かう。などなど…。
    数え出せばきりがなく、確かに私が作った私の生活ですね。
    そう考えると、自分は如何様にもなれる気がします。

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