こんにちは。
今週の水曜日は、低燃費住宅の会議が名古屋で行われました。
今回はなんと、ドイツ在住の環境ジャーナリスト
村上敦さんが来日され講演をして頂きました。
ドイツと日本の違い。
特に、エネルギーに対する考え方や教育に対する考え方が
まるで違います。
ドイツと日本で特に違うと思った考え方は、
子どもたちへの将来を見据えているかどうかだそうです。
たとえば、家を建てる際、
ドイツ人は、未来の子供や孫たちが
安心して暮らすことが出来るかどうかを考えます。
いかに少ないエネルギーで環境を汚さずに
長持ちのする家を建てるか。
基本的には3世代続くお家を建てます。
一方、日本では未来より今を考える傾向にあります。
お家も自分たちのために建てる。
だから、日本では各世代ごとにお家を建てたり
住宅ローンを組んだり。。
家自体も2,30年でどこか壊れてきます。
無駄な費用がどんどんかかってるんですよね。
ドイツでは、次の世代に住宅ローンを残さず、
メンテナンスもそんなにかからない、資産価値のある家づくりを行っています。
子供に対する教育も違いました。
遠足に行く際、
日本では、お菓子はいくらまでですよとか予定の確認、準備などを行いますよね。事前準備に時間を使います。
ドイツでは、まず、なぜ遠足に行くのか?という定義、目的のところに時間を沢山費やすそうです。
目的意識を明確にし、あとはそこに向かって自分はどうしたらいいのか、
逆算をして準備を行っていくそうです。
子供の頃からこういった教育がされているので、
大人になってからの仕事の取り組み方も違います。
ドイツ人が日本で働く時に、
一番障害となるのがこの仕事の進め方についてだそうです。
大きなギャップを感じてしまうんですって。
これから、日本はますます高齢化が進んでいきます。
今だけでなく、未来の子供たちのために
今、何をすべきなのか。どう考えれば良いのか。
私たちに与えられたミッションはもの凄く大きいのだと
改めて感じました。
あずまーる君、とても勉強になる会議でしたね。
自分達が当たり前だと思っている事が、世界ではとんでもない事だったりするのですね。
これからの子供達の為、限りある地球の為、自分たちや家という物はどう変わっていかなくてはいけないのか!
きっとあずまーる君なら、それを伝えられる人になると思いますよ!
あずまーるくん
日本の常識と世界の違いってたくさんありますよね。
これからは特に子どもたち世代はそんな世界中の人たちと学んで働いていくのでしょうから、私たち大人だって変えていく事は大切ですね。
あずまーる君
私自身、まだ村上さんにお逢いしていませんし、セミナーも拝聴していませんが、機会があったらぜひ、ドイツでの常識社会の話を聞いて見たいと思います。