三重県人権フォーラムでの講師経験:パート2

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さて、いよいよ本番に向けて、現場の様子を目で見て、授業風景も含め感じたいので、事前視察していいかと教頭先生へお願いしました。
おかげさまで、全クラスを視察させて頂きました。

というのも、私も親として、どれだけ忙しくても、基本、授業参観は行くようにしているからなんです。
後、授業参観の見るポイントも、私は少しだけ違う観点で見るようにしています。

視察で感じたのは、授業の内容にはよりますが、本当、静かなクラスと、激しく意見しているクラスとバラバラでした。
ここで言うと精神年齢が幼かったり、変に背伸びして大人に見せてたり、反応が無かったり、そんな感じでしたね。

私の感想も踏まえて、教頭先生にも、報告させて頂きましたが、先生の口からは「時代が違うんだよね~」と・・・、何度も連呼。

先生は、自分にも厳しく、生徒にも厳しい方でしたが、14歳の私たちにも、先生の子供に対しても愛情は伝わっていました。
同級生も、そう感じていた思いますが、とことんぶつかっていた気がします。
熱血先生で有名だったのが、「スクールウォーズ、滝沢先生」。
私の中では、「滝沢先生=教頭先生」でしたので、当然、現在管理職になっても、教頭先生の教育スタイルは、不動だと思っていました。

何だか、先生の発言とは到底考えられない言葉のオンパレード。

教頭先生:
「時代がな~」「こっちが変わらんとあかんのや~」「親があかんのさなぁ~」「何で解らんのやろ~??」

芝山さゆり:
「??・・・」「???・・・・」「????・・・・・」
絶句!!「えー、先生、それじゃあかんやん」

芝山さゆり:
「教育方針って、絶対に変えるものじゃないし、先生が正しいと思う事を、どんどん、いつの時代にも伝えて言って欲しい!
しかも、先生には親子二代を指導してもらってる!先生の考え方に共感した生徒が親やから、その親の子は、絶対解るはず!!」

思わず、そう叫んでいました。

何だか、変わったんは、子供じゃなく、先生自身が社会に変えられてしまったんだと、痛感しました。
今回、3回くらいの打ち合わせにいきましたが、ターゲットは「生徒と見せかけ」「実は、先生だ~!!」それにつきました。

 

パート3へ続く…

2件のコメント

  1. よく「今と昔では時代が違う」という言葉耳にしますが、
    先生方も時代に合わせて教育の仕方を変えていって
    いるのですね。
    私は、まだ学校へ通っている子供がいないので詳しく
    分かりませんが・・・

  2. りゅらさん。
    時代がどれだけ変わっても、先生の教育方針は決して変わってほしくない!!私はそう思いますがね。
    というか、そうあってほしいです。

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